日々あわただしく過ぎていく中で、ゆっくり音楽を聴く時間をなかなかもてないでいます。だから短い時間の中でふっと心に届く音楽のあり方が大切になってきているように感じています。最近はコンサートへいくと長い曲をアレンジしてコンパクトにしてくださったり、いくつもの曲をメドレーにして聴かせてくださったりと音楽家の方もいろいろ工夫なさって私たちを楽しませてくださいます。私自身も「時短」をテーマに「86秒のオカリナ」という形で、短い時間の中に音楽の魅力を込めることを提案しています。

さて先日3月29日、梅田のドルチェ・アーティスト・サロン大阪で開催されたオカリナカルテットコンサートを聴きに行ってきました。

4人のオカリナ奏者(Takashiさん、椿麻希さん、森田愛華さん、田中美緒さん)の方々はそれぞれコンサート活動やYouTube配信などでご活躍されています。その4人が集い奏でるアンサンブルはとても心地よい響きで、やさしい音色でした。特に印象に残ったのは、やはりメドレー形式の演奏が多く取り入れられていたことです。 限られた時間の中で、できるだけ多くの音楽を届けようという演奏者の想いを感じました。

その中でも「運動会メドレー」は、思わず心が弾むようなひとときでした。次々と流れる懐かしい旋律に、気がつけば気持ちも軽やかになっていて、音楽の楽しさをあらためて感じさせてくれました。
メンバーの一人、椿麻希さんは「アサキとカオリ」(椿麻希さんと沼畑香織さんによるオカリナデュオ)としても活動されており、今年の南大阪オカリナフェスタ2026(11月14日、フェニーチェ堺小ホールで開催)のゲストです。今からとても楽しみです。
忙しい日々の中で、ふと立ち止まるように音楽に耳を傾ける。そんなひとときの大切さを、そっと教えていただいたように思います。
土笛の 音重なりて 響くとき やさしき調べ 心を癒す